Macユーザやっていて肩身が狭い事といえば、
「共有ドライブに__MACOSXとか.AppleDoubleとか.DS_Storeってファイルがたくさんできていてうっとおしいよ!」
とか言われてしまう事に尽きる(?)かと思います。
作らないように出来れば良いのですが・・・ちゃんと網羅出来るこれといった方法は無いようです。
しょうがない・・・自分でケツ拭くか・・・。
といった訳で、一括削除するスクリプトを書いてみました。
既存ツールも無くはないようですが、スケジュール実行したかったので自分が使いやすいように自作しました。
需要があればどうぞ。
不可視ファイル(通称ゴミファイル)削除用スクリプト:dtf – delete trash files
こちらからどうぞ。
どういうわけだがpythonで書いています。
linuxやmacの人であればそのまま使えます。
Windowsの人は、Pythonをインストールするか、cygwin等からどうぞ。
使い方
1.dtf.pyを、ゴミファイルを削除したいディレクトリに配置する
以下のように git clone して、
git clone https://github.com/donkysoft/dtf.git
cp dtf/dtf.py [コピー先]
とする。(実際に使うのはdtf.pyのみ)
git clone の場合はパーミッションが引き継がれていると思いますが、実行権限がない場合は付与しておく。
ここからdtf.pyだけ落としてきてもOK。
2.削除対象ファイル・ディレクトリを確認する
初期状態では、以下のファイル・ディレクトリを削除するような設定になっています。
(Windows系ゴミファイルも標準で追加しています。。)
このままで良ければ5番へGO。
Thumbs.db
desktop.ini
.DS_Store
__MACOSX
.AppleDouble
._*
削除対象ファイル・ディレクトリの確認方法は、ターミナル(コンソール・コマンドプロンプト)から、
./dtf.py config
(python dtf.py config)
とすると、
##### pattern
[‘Thumbs.db’, ‘desktop.ini’, ‘.DS_Store’, ‘__MACOSX’, ‘.AppleDouble’, ‘._*’]
#####
こんな感じで表示されます。
3.削除対象ファイル・ディレクトリを追加する
Adobe系ゴミファイル(_notesとか.BridgeSortとか.BridgeLabelsAndRatingsとか)も追加したいな、といった場合は、以下のコマンドで追加出来ます。
例:_notesを追加したい
./dtf.py add _notes
(python dtf.py add _notes)
とすると、
##### pattern
[‘Thumbs.db’, ‘desktop.ini’, ‘.DS_Store’, ‘__MACOSX’, ‘.AppleDouble’, ‘._*’, ‘_notes’]
#####
こんな感じで追加されます。
4.追加済みの削除対象ファイル・ディレクトリを削除する
やっぱり_notesは残しておこう、なんていう時は、以下のコマンドで削除出来ます。
./dtf.py del _notes
(python dtf.py del _notes)
とすると、
##### pattern
[‘Thumbs.db’, ‘desktop.ini’, ‘.DS_Store’, ‘__MACOSX’, ‘.AppleDouble’, ‘._*’]
#####
こんな感じで削除されます。
5.削除対象ファイルを確認する
いきなり削除実行して、予期せぬファイルが削除されてしまうのは怖いですので、確認しましょう。
./dtf.py show
(python dtf.py show)
すると、
delete: /hoge/hoge/hoge/.DS_Store
delete: /hoge/hoge/hoge/fuga/.Thumbs.db
といった感じで削除ファイルが一覧表示されます。
6.削除対象ファイルを一括削除する
実行は以下のコマンド・・・というか、引数なしで実行すると一括削除が開始します。
./dtf.py
(python dtf.py)
macなどの場合、cronに仕込んでおいて夜間に実行しておけば、まあそんなに文句を言われる事も減るのではないでしょうか??
ちなみにwindowsの場合、.pyファイルがpythonに関連付いていれば、そのままダブルクリックで一括削除の実行が出来ます。
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